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コア技術

當社では創業當時からの抗體作製技術に加え、
遺伝子操作技術、タンパク質発現/精製技術を活かし、
體外診斷用醫薬品や基礎研究用試薬などの製品開発を進めています。

抗體取得技術

 従來からの抗體作製技術に加え、より高品質な特異抗體取得の手法として、一つの抗體産生Bリンパ球から直接抗體遺伝子を抽出してリコンビナント※1抗體化するシステムを導入?確立しております。この技術では理論上非常に高い確率で目的抗體産生遺伝子を得ることが可能であり、従來のハイブリドーマを用いたモノクローナル抗體作製法の數十倍の効率化が期待されます。効率的に多種の特異的抗體を獲得出來ることは各種測定系に最適な抗體を選択する上で非常に大きなメリットとなります。

抗體生産技術

 當社の抗體作製/精製/加工技術は動物血清由來のポリクローナル抗體からスタートし、マウスモノクローナル抗體の時代を経て、現在ではリコンビナント抗體の世代となっています。リコンビナント抗體技術は飛躍的な生産性の向上とコストダウンを実現するものです。安価かつ高品質な抗體の量産化は製品の競合力を大幅に増強します。

タンパク質生産技術

 當社の基幹事業である自己抗體※2測定試薬においてリコンビナント抗原タンパク質の発現/精製技術は非常に重要です。
 當社は大腸菌、昆蟲細胞、哺乳類細胞などの発現系から、性能、生産性、経済性などで最も適したものを選択して使用しています。また、タンパク質精製では精製用タグ配列に対する自社抗體を利用したアフィニティー精製、液體クロマトグラフィーによる精製などを駆使し、より高品質、高純度な製品を目指しています。

臨床検査薬開発

免疫學的検査薬

 抗體、タンパク質作製技術を活かし、よりユニークな體外診斷用醫薬品や將來的に體外診斷用醫薬品に繋がる測定系の開発を進めています。
 2010年には従來からの酵素免疫測定法(ELISA)に加え、化學発光酵素免疫測定法(CLEIA)の試薬を市場投入しました。これにより測定の全自動化と測定時間の大幅な短縮が実現され、現在の主力商品となっています。
 また、より汎用性の高い測定系としてラテックス凝集試薬の開発にも注力し、項目によってはELISAに迫る検出感度を実現しています。

遺伝子検査技術

 當社では、核酸の抽出から検出までをサポートする數多くの試薬を開発しています。特に、複數の遺伝子を同時に解析するPCR-rSSO法(xMAP®(Luminex®))を用いた體外診斷用醫薬品を多く提供してきました。また、近年ではリアルタイムPCR法、次世代シークエンス技術、デジタルPCR技術など、最先端の技術を取り入れ、がんや感染癥などの診斷の補助に有用な遺伝子情報を迅速?高感度に検出する試薬を開発しています。これらの試薬により、患者さんごとの最適な治療方針決定や薬剤選択など、個別化醫療に役立つ情報を得ることが可能となります。


基礎研究用試薬

 醫療を含む科學分野では様々な基礎研究用試薬が使用されていますが、當社では前述のコア技術を活かしてこの分野の製品群の開発も行っています。この領域では各種の特異的抗體、新規バイオマーカーのELISA測定系、薬剤スクリーニング用の酵素活性測定系、免疫機能検査試薬(MHCテトラマー)、蛍光タンパク質関連試薬など多岐に渡る製品開発を行い、その中から將來の臨床検査薬候補の探索も進めています。




※1 リコンビナント:遺伝子組み換え
※2 自己抗體:自己免疫疾患でみられる自己由來の成分(自己抗原)に反応する抗體

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